働かない彼氏に見切りをつけるタイミングで失敗したチャットレディさん(30歳・埼玉県)にインタビュー

働かない彼氏に見切りをつけるタイミングで失敗したチャットレディさん(30歳・埼玉県)にインタビュー

すみれさん(30歳・女性・埼玉県・チャットレディ)への取材インタビューです。

彼氏が仕事を辞め、転職活動もせずに無職になってしまったすみれさん。ゲームをやめてくれない性格と、モラハラ発言がきっかけで見切りをつけて別れましたが、手遅れだったと失敗してしまったそうです。

取材メモ
プロフィール すみれさん(30歳・女性・埼玉県・チャットレディ)
マッチングアプリの頻度 以前はほぼ毎日
時間帯 昼間
主な相手 経営者さん
よく使うサイト with
道具 ちょっとした手土産
やり方 アプリで気になった人には会う
工夫した点 まず会ってみる、固定観念を捨てる

彼氏に不信感を抱いたきっかけ

ヒロシ:はじめに、すみれさんが彼氏に見切りをつけようと思った、最初のきっかけは何だったのでしょうか。

すみれさん:理由は一つではない気がしますが、一番大きかったのは、彼が仕事を辞めたことです。

ヒロシ:無職になったのですね。

すみれさん:はい。

ヒロシ:仕事を辞めた理由は、何だったのでしょうか。

すみれさん:元々、普通の会社員のようにフルタイムで勤務する感じではなく、彼が個人で仕事をもらっている形でした。でも、仕事をいただいていた会社がコロナ禍で厳しくなり、仕事を回してもらえなくなり、職を失った感じです。

ヒロシ:下請け的な立ち位置だったのですね。

すみれさん:詳しいことは分かりませんが、個人でお仕事をしていた感じです。

ヒロシ:仕事がなくなった後、彼はどのように暮らしていたのでしょうか。

すみれさん:同性していたので、すぐに生活に困ることはありませんでした。私にも一応収入があるので、家賃や光熱費、食費などはなんとかなります。でも、貯金もないのに、そんな暮らしがいつまで続くのか、ずっと不安でした。

ヒロシ:誰かに相談などされましたか。

すみれさん:いいえ。親にも友達にも言えませんでした。

ヒロシ:それで、彼に不信感を抱き始めたのですね。

すみれさん:はい。面接に行く素振りも見せず、転職活動をしているかどうかも怪しく見えました。

ヒロシ:彼は、どのような仕事を希望していたのでしょうか。

すみれさん:私は、前と同じ業界の仕事に就いて欲しいと思っていましたが、彼は俳優になりたいという夢を、この機会に追いたいと言っていました。

ヒロシ:それは厳しいですね。

すみれさん:応援したい気持ちはありますが、ちょっと非現実的だとは思いましたね。

ヒロシ:彼が仕事を辞めたあと、常に家にいる感じだったのでしょうか。

すみれさん:はい。私が外へパートに出て、彼は家事をするようになりました。家事はしっかりやってくれましたし、食事なども用意してくれたのは助かりましたが、そのお金は私が出していたので、不安は消えませんでした。

ヒロシ:それで、見切りをつけるタイミングを考え始めたのですね。

すみれさん:はい。でも、別れたとしても次の出会いに当てがあるわけでもないので、別れるに別れられないというのが本音でした。だから、ずるずると先延ばししてしまったのかもしれません。

ゲームをやめない&モラハラ発言で見切りをつける

ヒロシ:働かない彼氏に不信感を抱きつつ、どのタイミングで、別れを切り出す決意をされたのでしょうか。

すみれさん:先ほども少しお話したように、別れたら次の彼氏を見つける自信がなかったので、決断できずにいました。でも、彼が無職になった後も、変わらずにゲームをやめないことや、言葉遣いがきつくなっていくことに、だんだん我慢できなくなってきたのがきっかけです。

ヒロシ:ゲームをやめないのは、以前からずっと続いていたのでしょうか。

すみれさん:元々かなりのゲーマーなので、それを承知で付き合っていました。でも、無職という危機的状況で、遊んでいられる神経を疑いましたね。

ヒロシ:言葉遣いがきつくなる、とはどのようなことでしょうか。

すみれさん:仕事をせず家にいて、家事はしっかりやってくれるので、感謝していました。でも、私の家での行動がだらしないとか、家事をなにもやらないとか、モラハラ発言がひどくなった感じです。

ヒロシ:なんでも否定するタイプですね。

すみれさん:そうです。私の発言はいつも否定し、自分が悪くても謝りません。

ヒロシ:それは典型的なモラハラ彼氏のタイプです。

すみれさん:私も限界がきて、うつ病のようになり、30キロ台まで体重が落ちて病院に行ったほどです。

新しい彼氏との出会い、収入の変化

ヒロシ:結果的に、マッチングアプリで新しい彼氏を見つけたそうですが、すぐフィーリングの合う人を選べましたか。

すみれさん:いいえ。かなり時間がかかりました。そもそも、新しい彼氏を探すことになるなんて想像もしていなかったので、何もかもが手探り状態でしたね。

ヒロシ:実際、アプリの中にいる男性たちは、どのような印象でしたか。

すみれさん:まず、働いていることが普通なんだな、と実感しました。会社経営者さんのような、ハイスペックの男性を希望するような贅沢は言いませんが、最低限、働いている彼氏が欲しいと思いましたね。

ヒロシ:確かに、マッチングアプリには無職の人はまずいないですよね。

すみれさん:逆に、年収で言えばみなさんかなりの高所得者ばかりで驚きました。

ヒロシ:気になる男性とは、メッセージのやりとりに時間をかける方ですか、それとも、まずは会ってみる方ですか。

すみれさん:最初はメッセージのやりとりに時間をかけた方がいいと思っていましたが、逆でした。時間をかけてやりとりを重ねて、すごく気が合うと思った方でも、初デートで全然違うイメージだったことがあったからです。人間、まず会わないと何もわからないものだと思いました。

ヒロシ:最終的に、新しい彼氏となったのはどのような方ですか。

すみれさん:バツイチで、お子さんが一人いる、上場企業の取締役の方です。

ヒロシ:ハイスペックですね。

すみれさん:はい。

ヒロシ:お相手がバツイチなこと、お子さんがいることに、抵抗はありませんでした。

すみれさん:私もかなり悩みましたが、最後は、パートナーである彼のことを信頼できると思ったので、ほかの不安も受け入れる覚悟ができました。

編集後記

今回は、彼氏が働かないで無職になってしまい、しかも、ゲームを辞めてくれない、モラハラ発言がひどい、というダメ彼氏に、見切りをつけた女性にお話を伺いました。

彼女が仰っていたことの中で、見切りをつけるなら早い方がいい、需要が減る、という言葉が印象的でした。

需要が減るかどうかは別にしても、年を取れば取るほど、競争率が上がるのは確かです。

特に、年収が高い男性や、ハイスペックな男性は、若い女性に奪われてしまうもの。

仕事のない無職の彼氏と別れることに、可愛そうだと思ってしまう優しさが、見切りをつけるタイミングに失敗してしまった要因だと言っていました。

彼氏が働かない、ゲームをやめてくれない、モラハラ発言がひどい、という傾向が見られたら、見切りをつけるべきタイミングなのかもしれません。

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